用語集 50音順 A-N

Accumulated jitter

ジッタの規定方法の1つ。ジッタを参照



APR(絶対周波数可変範囲)

周波数の公称値からの変化させることができる周波数の範囲を言います。すなわちAPR=周波数可変範囲ー周波数偏差(周波数許容偏差)となります。



AT振動子、ATカット振動子

水晶原石からATカットと呼ばれる切断角度で作り出された水晶振動片を内蔵した水晶振動子。メガヘルツ(MHz)帯をカバーし、水晶振動子の中で最もポピュラーに使用されています。常温付近に変極点をもった3次関数の周波数-温度特性を持っていますので、温度特性に優れています。

参照:周波数温度特性



CD

ドレイン容量の記号。水晶発振回路を参照



CG

ゲート容量の記号。水晶発振回路を参照



CI

Crystal Impedanceの略。等価直列抵抗を参照



CL

負荷容量の記号。負荷容量を参照



CMOS

Complementary Metal Oxide Semiconductorの略で、ICの構造の1種。現在 ICの主流となっています。



CMOS負荷

出力に接続される負荷回路を云い、CMOS構造(IC構造の一つ)を持った回路。
High/Lowの閾値は50 %VCC。Highレベルの下限は80 %VCC (90 %VCC) 、Lowレベルの上限は20%VCC (10 %VCC) になります。



Deterministic Jitter

ジッタの規定方法の1つ。ジッタを参照



DTCXO

Digital Temperature Compensated X'tal(crystal) Oscillatorの頭文字で、エプソンの温度補償型RTCに搭載されている発振回路です。C-MOS温度センサー出力をA/D変換後、デジタル処理で水晶発振容量を調整して常に正確な32.768kHzが維持されます。一部のRTCが搭載する、秒カウンターの動きをだけを演算回路で調整して時刻精度を得る方式とは異なり、RTC搭載機能の全てが温度補償された32.768 kHzで動作するため高精度なクロック出力やタイマータイミングが得られます。



EMIノイズ

水晶発振回路および周辺回路より電波として放射されるノイズ。主に発振周波数の高調波成分が電波障害ノイズとなります。EMI はElectro-Magnetic Interferenceの略。エプソンはEMI低減可能なスペクトラム拡散プログラマブル水晶発振器を販売しています。

スペクトラム拡散プログラマブル水晶発振器



GND

信号の基準電位(0V)を表す記号。グランドと読みます。



Hz

周波数の単位で、ヘルツと読みます。103 HzをkHz(キロヘルツ)、106 HzをMHz(メガヘルツ)、109HzをGHz(ギガヘルツ)と表記します。



I²C-BUSインターフェイス

シリアルインターフェイスの一種。Philips Electronics社(現NXP Semiconductors社)により提唱された規格。RTCモジュールにも搭載しているインターフェイスです。



Long term jitter

Accumulated jitterのこと。ジッタを参照



LVDS

Low Voltage Differential Signalingの略で、抵抗の両端の電位差を利用した低振幅の差動方式でデータをシリアル転送する回路。高周波に適しています。

LVDS出力の定義 出力の電圧レベル比較




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