弊社水晶製品に採用している京セラ製樹脂部品不正発覚に伴う弊社対応について

弊社サプライヤーである京セラ株式会社(以下「京セラ社」)製モールド樹脂について、米国の第三者安全科学機関であるUnderwriters Laboratories(以下、UL)の認証に関して、「難燃性および絶縁性について、ULが実施する認証試験にて実際の製品とは異なるサンプルを提出していた事実等が確認されました」とのの不適切な対応があったことに対し、当初はUL認証を取得出来ている樹脂製品への切替えを実施する方針で検討してまいりましたが、その後の評価結果等の状況に伴い、方針を以下の通り見直すことといたしますので、ご報告申し上げます。



1.対応方針
  現行の京セラ社製モールド樹脂(KE-G300ET、KE-G320FM、KE-320FH)を継続使用することとさせて
 いただきます。

2.理由
① 京セラ社にて外部のUL認定試験所でUL94規格に基づく試験を実施したところ、弊社が使用している
 いずれの材料もV-0相当の難燃性実力値を有していることを、弊社において確認できました。
 従いまして、当初の弊社が懸念しておりましたお客様での難燃性実力値不足による製品安全性
 問題は、生じることはないと弊社が確証しました。

② お客様への材料変更の方針を案内する中で、現行の材料を継続使用することよりも、材料変更すること
 の弊社及びお客様へのリスクの方が大きいことを認識いたしました。また、材料の変更を進める
 ことで、手続きや評価による手間等お客様へのご迷惑がかかることが想定され、品質に問題無い
 現行品を継続提供することの方が妥当であると判断しました。

③ 京セラ社としては今後正式にUL認証を取得する方針であることを確認できました。

3.今後の対応
  今まで通り、現行の材料を使った製品提供を継続し、材料入手についても問題ないことを確認できて
 おりますので、従来と変わりない品質で安定供給させていただきます。


本件に関するお問い合わせ先は弊社営業担当窓口にご連絡願います。


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