RA-4565SA:車載用途向け 高温度 (+125°C) 動作保証
シリアルインタフェース
RTCモジュール
- 32.768 kHz水晶振動子
:(周波数精度 調整済み: 5 ±23×10-6)を内蔵 - インタフェース方式
:4線式シリアルインタフェース - インタフェース電圧範囲
:1.6V ~ 5.5V - 計時(保持)電圧範囲
:1.5V ~ 5.5V - 動作温度範囲
:-40°C ~ +125°C - 32.768kHz出力機能
:出力制御機能付きOpen Drain出力 - 時刻・カレンダ機能他、アラーム機能、
タイマ機能 等 - 用途
:バッテリー管理 ECU制御 カーナビゲーション - AEC-Q200準拠
RA-4565SA
ブロック図

機能概要
- 幅広い動作温度範囲
- -40°C ~ +125°C動作保証。
- 電圧低下検出機能
- バックアップ復帰後のデータ有効性の確認がVL-bitによって判定可能。
- 32.768kHz出力機能
- CLKOUT端子出力(オープンドレイン出力),
- 出力周波数は32.768kHz,1024Hz,32Hz,1Hz より(4種類)選択出力が可能。
- タイマ機能
- 1/4096秒 ~ 255分より、任意に設定可能。
- イベント発生時はTF-bitに自動記録され、/INT端子出力(オープンドレイン出力)も可能。
- アラーム機能
- 曜,日,時,分より任意の組み合わせで設定可能。
- イベント発生時はAF-bitに自動記録され、 /INT端子出力(オープンドレイン出力)も可能。
仕様(代表特性)
詳細仕様は「アプリケーションマニュアル」でご確認ください。
推奨動作条件
項目 | 記号 | 条 件 | Min. | Typ. | Max. | 単位 |
---|---|---|---|---|---|---|
動作電源電圧 | VDD | - | 1.6 | 3.0 | 5.5 | V |
計時電源電圧 | VCLK | - | 1.5 | 3.0 | 5.5 | V |
動作温度範囲 | TOPR | - | -40 | +25 | +125 | °C |
周波数特性
項目 | 記号 | 条 件 | 規格 | 単位 |
---|---|---|---|---|
周波数精度 | Δ f/f | Ta=+25°C VDD=3.0V |
5 ±23 *1 | ×10-6 |
発振開始時間 | tSTA | Ta=+25°C VDD=1.6V |
1.5 Max. | s |
Ta = -40°C ~ +125°C VDD=3.0V |
3.0 Max. | s |
*1) 月差 ±1 分相当。
消費電流特性
項目 | 記号 | 条 件 | Min. | Typ. | Max. | 単位 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
計時消費 電流 |
lBK | fSCL = 0Hz CLKOE = "L" VDD = 5V |
+125°C | 1.0 | 2.0 | µA | |
-40 ~ +85°C | 0.6 | 1.2 | |||||
fSCL = 0Hz CLKOE = "L" VDD = 3V |
+125°C | 0.8 | 1.6 | µA | |||
-40 ~ +85°C | 0.5 | 1.0 |

端子説明
信号名 | 入出力 | 機能 |
---|---|---|
CE | 入力 | チップイネーブル入力端子。プルダウン抵抗を内蔵。 |
CLK | 入力 | シリアルデータ転送の シフトクロック入力端子。 |
Dl | 入力 | シリアルデータ転送の データ入力端子。 |
DO | 出力 | シリアルデータ転送の データ出力端子。 |
CLKOUT | 出力 |
CLKOUT端子は、 クロック出力端子(N-chオープンドレイン出力) (32.768kHz,1024Hz,32Hz,1Hzの選択出力が可能) CLKOE入力端子="H"のとき、CLKOUTは出力になる。 CLKOE入力端子="L"のとき、CLKOUTは停止(Hi-z)する。 * 初期電源投入時は、パワーオンリセット機能により 32.768kHzが選択出力される。 |
CLKOE | 入力 | |
/INT | 出力 | 割り込み出力端子(N-chオープンドレイン) |
VDD | - | 電源入力端子。 |
GND | - | グランドに接続。 |
端子配置 / 外形寸法

(単位: mm)
モールド部より内蔵水晶振動子の金属ケースが見えることがありますが、特性に影響はありません。
端子接続に関する注意事項はアプリケーションマニュアルにてご確認ください。
フットプリント(推奨)

(単位: mm)
安定動作のため、電源端子(VDD - GND間)のなるべく近い場所に0.1 µF以上のパスコンを付けてください。
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