RTC-8564JE (低消費電流対応 I2C-Busインタフェース RTCモジュール)
- 32.768kHz水晶振動子(周波数精度 調整済み)を内蔵
- インタフェース方式
:I2C-Busインタフェース(400kHz) - インタフェース電圧範囲
:1.8V ~ 5.5V - 計時(保持)電圧範囲
:1.0V ~ 5.5V / -20°C ~ +70°C時 - バックアップ時消費電流
:275nA / 3.0V (Typ.) - 32.768kHz出力機能
:出力制御機能付きC-MOS出力 - 時刻・カレンダ機能他、アラーム,タイマ,電源電圧低下検出機能等。
RTC-8564JE
ブロック図

機能概要
- インタフェース方式
- I2C-Busインタフェース(高速バス規格400kHz)
- *I2C-Bus slave address : read A3h and write A2h
- 低電圧 計時保持動作
- 1.0V ~ 5.5V / Ta=-20°C ~ +70°C 時
- 1.1V ~ 5.5V / Ta=-40°C ~ +85°C 時
- 32.768kHz出力機能
- CLKOUT端子出力(C-MOS出力)CL=30 pF対応。
- CLKOE端子等による 出力ON/OFF制御が可能。
- 出力周波数は、32.768kHz,1024Hz,32Hz,1Hzの選択出力が可能。
- 各種割り込み機能
- 1/4096秒 ~ 255分より設定可能なタイマ機能。
- 日,曜,時,分を指定可能なアラーム機能。
仕様(代表特性)
詳細仕様は「アプリケーションマニュアル」でご確認ください。
推奨動作条件
項目 | 記号 | 条件 | Min. | Typ. | Max. | 単位 |
---|---|---|---|---|---|---|
動作 電源電圧 | VDD | - | 1.8 | 3.0 | 5.5 | V |
計時 電源電圧 | VCLK | - | VLOW | 3.0 | 5.5 | V |
動作 温度範囲 | TOPR | - | -40 | +25 | +85 | °C |
電圧低下検出
項目 | 記号 | 条件 | Typ. | Max. | 単位 |
---|---|---|---|---|---|
電圧低下検出 | VLOW | Ta=-20°C ~ +70°C | 0.9 | 1.0V | V |
Ta=-40°C ~ +85°C | 0.9 | 1.1V | V |
周波数特性
項目 | 記号 | 条件 | 規格 | 単位 |
---|---|---|---|---|
周波数精度 | Δ f/f | Ta=+25°C VDD=3.0V |
5 ±23 * (月差±1分相当) |
×10-6 |
消費電流特性 *Ta=-40°C ~ +85°C
項目 | 記号 | 条件 | Min. | Typ. | Max. | 単位 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
消費電流 | lBK |
fSCL=0Hz CLKOE=GND CLKOUT;出力 OFF(LOW) |
VDD=5V | 330 | 800 | nA | |
VDD=3V | 275 | 700 | |||||
l32k |
fSCL=0Hz CLKOE=VDD CLKOUT;32.768kHz 出力 ON 無負荷時 CL=0pF |
VDD=5V | 2.5 | 3.4 | μA | ||
VDD=3V | 1.5 | 2.2 |

端子説明
信号名 | 入出力 | 機能 | ||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
SCL | 入力 | I2C-Bus通信用シリアルクロック入力 | ||||||||||||||||||
SDA | 双方向 | I2C-Bus通信用の双方向データ入出力 | ||||||||||||||||||
CLKOUT | 出力 |
CLKOUT端子は 出力制御付きの32.768kHzクロック出力端子(C-MOS出力)。 CLKOE端子は、 FEビット等と組み合わせることでCLKOUT出力力状態を制御するための入力端子。
|
||||||||||||||||||
CLKOE | 入力 | |||||||||||||||||||
/INT | 出力 | 割り込み出力端子(N-chオープンドレイン) | ||||||||||||||||||
VDD | - | 電源入力端子 | ||||||||||||||||||
GND | - | グランド接続端子 |
端子配置 / 外形寸法

(単位: mm)
モールド部より内蔵水晶振動子の金属ケースが見えることがありますが、特性に影響はありません。
端子接続に関する注意事項はアプリケーションマニュアルにてご確認ください。
フットプリント(推奨)

(単位: mm)
安定動作のため、電源端子(VDD - GND間)のなるべく近い場所に0.1 µF以上のパスコンを付けてください。
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