RX8010SJ (低消費電流対応 I2C-Busインタフェース RTCモジュール)
- 32.768kHz水晶振動子(周波数精度 調整済み)を内蔵
- インタフェース方式
:I2C-Busインタフェース(400kHz) - インタフェース電圧範囲
:1.6V ~ 5.5V - 計時(保持)電圧範囲
:1.1V ~ 5.5V - バックアップ時消費電流
:160nA / 3.0V (Typ.) - 周波数出力機能
:C-MOS 出力 / オープンドレイン出力 - ユーザ RAM内蔵
:128bit (8bit x 16,SRAM) - 時刻・カレンダ機能他、アラーム機能、
タイマ機能等。 - 本製品では開発用Linux® driverを
提供しています。 リンク
登録商標 Linux はLMI
(Linux Mark Institute)
からの許諾により使用しています。
RX8010SJ
ブロック図

機能概要
- インタフェース方式
- I2C-Busインタフェース(高速バス規格400kHz)
- 周波数出力機能
- C-MOS 出力, オープンドレイン出力の選択。
- 出力周波数は、32.768kHz,1024Hz,1Hz より選択が可能。
- タイマ機能
- 1/4096 秒~65535 時間より任意に設定可能。
- ソースクロックは1h, 1min, 64Hz, 4096Hz。
- イベント発生時はTF-bit に自動記録され、/IRQ1 または/IRQ2 端子出力も可能。
- アラーム機能
- 曜、日,時,分を指定可能なアラーム機能。
- イベント発生時はAF-bit に自動記録され、/IRQ1 または/IRQ2 端子出力も可能。
- アラーム機能
- 128 bit (8 bit x 16,SRAM)
仕様(代表特性)
詳細仕様は「アプリケーションマニュアル」でご確認ください。推奨動作条件
項目 | 記号 | 条件 | Min. | Typ. | Max. | 単位 |
---|---|---|---|---|---|---|
動作 電源電圧 | VDD | - | 1.6 | 3.0 | 5.5 | V |
計時 電源電圧 | VCLK | - | 1.1 | 3.0 | 5.5 | V |
動作 温度範囲 | TOPR | - | -40 | +25 | +85 | °C |
周波数特性
項目 | 記号 | 条件 | 規格 | 単位 |
---|---|---|---|---|
周波数精度 | Δ f/f | Ta=+25°C VDD=3.0V |
5±23 * |
×10-6 |
発振開始時間 | tSTA | Ta=+25°C VDD=1.6V~5.5V |
1Max | s |
Ta=-40°C~+85°C VDD=1.6V~5.5V |
3Max | s |
*月差 ±1 分相当
消費電流特性
項目 | 記号 | 条件 | Min. | Typ. | Max. | 単位 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
消費電流 | lBK | 入力端子”L" fCLK=0Hz /IRQ1.2=OFF, TSEL2=”1” |
VDD=5V | - | - | 350 | nA |
VDD=3V | - | 160 | 320 | ||||
l32k | fCLK=0Hz /IRQ1:32.768kHzON, TSEL2=”1” |
VDD=5V | - | 5.5 | 7.0 | µA | |
VDD=3V | - | 3.0 | 4.0 |

端子説明
信号名 | 入出力 | 機能 |
---|---|---|
SCL | 入力 | シリアルデータ転送のシフトクロック入力端子。 |
SDA | 入出力 | シリアルデータ転送のデータ入出力端子。 |
/ IRQ1 | 出力 | アラーム機能、タイマ機能、時刻更新の割り込み、 32.768kHz 出力端子(N-ch オープンドレイン出力) |
/ IRQ2 | 出力 | タイマ機能の割り込み出力端子および周波数出力端子(C-MOS 出力) |
VDD | 供給 | 電源入力端子 |
GND | 供給 | グランド接続端子 |
端子配置 / 外形寸法

(単位: mm)
モールド部より内蔵水晶振動子の金属ケースが見えることがありますが、特性に影響はありません。
端子接続に関する注意事項はアプリケーションマニュアルにてご確認ください。
フットプリント(推奨)

(単位: mm)
安定動作のため、電源端子(VDD - GND間)のなるべく近い場所に0.1 µF以上のパスコンを付けてください。
RTCモジュールに関する資料請求・お問い合わせ |
---|
エプソンのRTCモジュール 製品紹介資料 エプソンのRTCモジュールって何が良いのか? ーエプソンのRTCモジュールの基礎資料ー RTCの基礎資料 ーRTCとは?RTCの種類別の特徴と違い、RTCモジュールの主な機能ー 高精度な時刻情報の提供を核にシステムの低消費電力化とCPU機能をサポートするエプソンのRTCモジュール活用方法 タンパー検知機能における課題解決事例 上記のような資料やRTCモジュールの評価用アダプターボードなどのお問い合わせが可能です。お気軽にお問い合わせください。 |