RX-8035LC (タイムスタンプ 電源切替内蔵 高精度 I2C-Bus RTCモジュール )
- 32.768kHz水晶振動子内蔵
高精度調整済(±5x10-6/Ta=+25°C) - インタフェース方式
:I2C-Bus (400kHz) - 電源電圧
:2.4V to 5.5V - 計時電源電圧
: 1.0V to 5.5V - バックアップ消費電流
: 350 nA (SA) 400 nA (LC)/ 3V(Typ.) - 電源切替機能
: 2.4VでVBAT/ VDDを自動切替 - タイムスタンプ
: 年~秒を1回記録可能 - タイムスタンプ要求入力
: チャタリングフリー・割込出力可能 - 本製品では開発用Linux® driverを
提供しています。 リンク
登録商標 Linux はLMI
(Linux Mark Institute)
からの許諾により使用しています。
RX-8035LC
ブロック図

機能概要
- イベント検出/タイムスタンプ機能
- タイムスタンプ要求にSAは2端子LCは1端子装備。
- チャタリング吸収レート:35ms / 2s 選択可能。
- 入力検出フラグ、検出割込み機能搭載。
- 電源切替機能
- 電源スイッチ内蔵により外付けダイオード不要。
- VDD低下時にリセット出力。
- VBAT動作時はSPIが無効化されデータを保護。
- 水晶発振停止、電圧低下等の豊富な検出機能。
- デュアルアラーム、定期割込み、クロック出力
- 曜時分 / 月日時分のデュアルアラーム搭載。
- 2Hzから1回/月まで6種の定周期割込み可能。
- VDD動作時は32.768kHzクロックが常時出力。
仕様(代表特性)
詳細仕様は「アプリケーションマニュアルでご確認ください。
推奨動作条件
項目 | 記号 | 条件 | Min. | Typ. | Max. | 単位 |
---|---|---|---|---|---|---|
動作電源電圧 | VACCESS | VDD | 2.4 | 3.0 | 5.5 | V |
計時電源電圧 | VCLK | VBAT | 1.0 | 3.0 | 5.5 | V |
動作温度 | TOPR | - | -40 | +25 | +85 | °C |
保存温度 | TSTG | - | -55 | - | -125 | °C |
周波数特性
項目 | 記号 | 条件 | 規格 | 単位 |
---|---|---|---|---|
周波数精度 | Δ f/f | Ta=+25°C VBAT=3.0V |
B:5±23 *1) AA:5±5 *2) AC:0±5 *2) |
×10-6 |
発振開始時間 | tSTA | Ta=+25°C VDD=3.0V |
1 Max. | s |
周波数電圧偏差 | f/V | Ta=+25°C VDD=2.4V to 5.5V |
±1 Max. | ×10-6 |
*1) 月差 ±1 分相当(オフセット値を除く)
*2) 月差 ±13 秒相当(オフセット値を除く)
消費電流特性 *Ta=-40°C to+85°C
項目 | 記号 | 条件 | Min. | Typ. | Max. | 単位 |
---|---|---|---|---|---|---|
消費電流 | lBAT | RX-8035LC VBAT=3.0V VDD=0.0V SCL=SDA=GND |
- | 400 | 1200 | nA |
IDD | VDD=3.0V SCL=SDA=GND CLKOUT=open |
- | 1.40 | 2.50 | µA |
電源電圧検出電圧 *Ta=-40°C to+85°C
項目 | 記号 | 条件 | Min. | Typ. | Max. | 単位 |
---|---|---|---|---|---|---|
VBAT 検出電圧 | VLOW | - | 1.10 | 1.25 | 1.40 | V |
電源切替電圧(VDD to VBAT) | VD2B | +25°C | 2.328 | 2.40 | 2.472 | V |

端子説明
信号名 | 入出力 | 機能 |
---|---|---|
SCL | 入力 | I2C シリアルロック |
SDA | 双方向 | I2C データ入出力 |
VDD | - | 主電源 |
VBAT | - | バックアップ用電源 |
Vout | 出力 | 電源出力(最大電源 20mA) |
/RES | 出力 | VDD電圧ステート |
GND | - | グランド |
EVIN1 | 入力 | イベント検出入力1 |
EVIN2 | 入力 | イベント検出入力2 |
/INTA | 出力 | 割り込み出力 A. |
/INTB | 出力 | 割り込み出力 B. |
CLKOUT | 出力 | 32.768kHz 出力(CMOS 常時出力) |
N.C. | - | 接続禁止 |
端子配置 / 外形寸法

(単位:mm)
製品実装後の接着剤の使用禁止
LCパッケージの裏面には硝子を使用しております。
このため、基板実装後にアンダーフィル等の接着剤が実装面と硝子面の間に侵入した場合、接着剤の熱膨張などにより硝子が割れる可能性があります。
この場合は水晶発振が停止しますので、接着剤はご使用を中止して頂くか、本製品に接着剤が接近しないように、実装上の配慮をお願い致します。
端子接続・実装に関する注意事項はアプリケーションマニュアルにてご確認ください。
フットプリント(推奨)

(単位: mm)
安定動作のため、電源端子(VDD - GND間)のなるべく近い場所に0.1 µF以上のパスコンを付けてください。
RTCモジュールに関する資料請求・お問い合わせ |
---|
エプソンのRTCモジュール 製品紹介資料 エプソンのRTCモジュールって何が良いのか? ーエプソンのRTCモジュールの基礎資料ー RTCの基礎資料 ーRTCとは?RTCの種類別の特徴と違い、RTCモジュールの主な機能ー 高精度な時刻情報の提供を核にシステムの低消費電力化とCPU機能をサポートするエプソンのRTCモジュール活用方法 タンパー検知機能における課題解決事例 上記のような資料やRTCモジュールの評価用アダプターボードなどのお問い合わせが可能です。お気軽にお問い合わせください。 |