RX8130CE( I2C-BusインターフェイスRTCモジュール)
バックアップ充電制御機能内蔵
- 32.768kHz水晶振動子
(周波数精度 調整済み)を内蔵 - インターフェイス方式
:I2C-Busインターフェイス - インターフェイス電圧範囲
:1.6V ~ 5.5V - 計時(保持)電圧範囲
:1.1V ~ 5.5V - バックアップ時消費電流
:300 nA ( Typ. ) 3V - 電源切替機能
:メイン電源監視による電源切り替え - 充電制御機能
:コイン型リチウム二次電池等の
充電制御機能 - ディレイ付きリセット機能
:メイン電源を検出してリセット解除出力 - 時刻・カレンダ機能、アラーム機能、
タイマ機能 等 - 本製品では開発用Linux® driverを
提供しています。 リンク
登録商標 Linux はLMI (Linux Mark Institute) からの許諾により使用しています。
RX8130CE
ブロック図

機能概要
-
• I2C-Bus インターフェイス
Fast-Mode 400 kHz
• 電源切替機能
VDD電圧を監視しバックアップ電源に切替
バックアップ電源切替電圧 1.2 V Min.
• クロック出力機能
出力周波数選択可能 (32.768 kHz, 1024 Hz, 1 Hz)
• ウェイクアップタイマー機能
ソースクロック1/3600 Hz, 1/60 Hz, 1 Hz, 64 Hz, 4096 Hz から
選択して244 μsから7.5年までのタイマー時間が設定可能
(16 bit x 1 ch.)。タイマー完了時に/IRQ端子から割り込み
出力後オートリリース
この動作は指定された周期でオートリピートされるので
ウォッチドッグタイマーのような使い方も可能
• バックアップ充電制御機能
満充電を検出し自動で充電停止
バックアップ電源電圧低下を検出しレジスタに記録
• ディレイ付きリセット機能
メイン電源を検出しリセット解除出力
リセット/リセット解除電圧はレジスタで設定可能 (2種類)
バックアップ復帰時、リセット解除出力ディレイ値 60 ms Min
仕様(代表特性)
詳細仕様は「アプリケーションマニュアル」でご確認ください。推奨動作条件
項目 | 記号 | 条件 | Min. | Typ. | Max. | 単位 |
---|---|---|---|---|---|---|
動作電源電圧 | VDD | - | 1.25 | 3.0 | 5.5 | V |
計時電源電圧 | VCLK | - | 1.1 | 3.0 | 5.5 | V |
動作温度範囲 | TOPR | - | -40 | +25 | +85 | °C |
メイン電源電圧 低下検出電圧 |
TDET2 | VDD端子、Fall | 1.20 | 1.30 | 1.40 | V |
周波数特性
項目 | 記号 | 条件 | 規格 | 単位 |
---|---|---|---|---|
周波数精度 | Δ f / f | Ta = +25 °C VDD = 3.0 V |
B : 5 ± 23 (月差±1分相当) |
x 10-6 |
発振開始時間 | tSTA | VDD =2.75V to 5.5V | 1 Max. | s |
消費電流特性
Ta=-40°C to +85°C
項目 | 記号 | 条件 | Min. | Typ. | Max. | 単位 |
---|---|---|---|---|---|---|
消費電流 | IBK | SCL=SDA = ”L”, VBAT=3.0V ,VDD=VIO=0.0V |
- | 300 | 500 | nA |
V32K | SCL=SDA = ”H”, FOUT=32.768kHz, /IRQ=OFF, VDD=VIO=3.0V, FOUT pin CL=15pF CHGEN=L or VBAT≧VDET3 |
- | 3.5 | 4.0 | µA |

端子説明
信号名 | 入出力 | 機能 |
---|---|---|
SCL | 入力 | I2C インターフェイス シフトクロック入力端子 |
SDA | 双方向 | I2C インターフェイス データ入出力端子 |
FOUT | 出力 | クロック出力端子(CMOS) 32.768kHz, 1024Hz, 1Hz出力が選択可能です |
/ RST | 出力 | リセット出力端子(N-ch open drain) VDD電圧低下検知時、リセット信号を出力します。 VDD電圧上昇検知時、60ms後にリセットを解除します。 |
/ IRQ | 出力 | 割り込み出力端子(N-ch open drain) アラーム機能/タイマ機能/時刻更新割り込みの出力が可能です。 |
VDD | - | 電源入力端子 メイン電源駆動範囲では、この端子から内部に電圧が供給されます。 VIOと異なる電圧を印加することが可能です。 |
VIO | - | I2C 通信用シリアルクロック入力端子 HOSTのインターフェイス電源と同じ電圧を印加してください。 |
VOUT | - | 内部動作用電源出力端子 1.0uFの安定化容量を接続してください。 |
VBAT | - | バックアップ電源接続端子 大容量キャパシタ、二次電池、一次電池等のバックアップ用電源を接続してください。 バックアップ電源駆動範囲では、この端子から内部に電圧が供給されます。 |
GND | - | グランドに接続 |
端子配置 / 外形寸法

(単位: mm)
端子接続に関する注意事項はアプリケーションマニュアルにてご確認ください。
フットプリント(推奨)

(単位: mm)
安定動作のため、電源端子(VDD - GND間)のなるべく近い場所に0.1 µF以上のパスコンを付けてください。
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