リリースノート

低ジッタプログラマブル水晶発振器 SG-8200CG, SG-8201CG
- 高精度・低ジッタ特性で、様々なアプリケーションに対応 -

概要

 近年における水晶発振器に求められる一般的な周波数精度は、温度範囲拡大が進み、 ー40 ℃ to +105 ℃ において±50 x 10-6の周波数精度が広く用いられています。更に、産業用イーサネットでは、リファレンスクロックに対して、通信の信頼性を高める低ジッタ特性に加え、±20 × 10-6 のような高精度化の要求が高まっております。
 SG-8200CG, SG-8201CG (SG-8201シリーズ)は、PLLを活用した低ジッタプログラマブル水晶発振器です。弊社独自に開発したICを採用し、弊社従来製品SG-8101シリーズと比較して、位相ジッタは約1/25以下の低ジッタ特性を有します。SG-8200CGは、一般的な50 x 10-6、SG-8201CGは、±15 x 10-6の高精度に対応。温度範囲も上限温度+125 ℃に広げ、様々なアプリケーションに対応した製品となっております。
 また、PLL技術を用いたプログラマブル水晶発振器のため、1.2 MHz to 170 MHz の範囲で任意の周波数に少ロット・短納期対応が可能なため、お客様の開発段階から量産対応まで幅広く貢献いたします。

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特長

  - サイズ:
    2.5 x 2.0 x 0.74 mm Typ.  
  - 周波数範囲 (fo):
    1.2 MHz to 170 MHz
  - 電源電圧 (VCC):
    1.62 V to 3.63 V
  - 消費電流 (ICC):
    7.5 mA Max.(fo = 25 MHz, VCC = 3.3 V)
    12.4 mA Max.(fo = 125 MHz, VCC = 3.3 V)
  - 周波数許容偏差 (f_tol):
    SG-8200CG: ±50 x 10-6 (-40 ℃ to +125 ℃)
    SG-8201CG: ±15 x 10-6 (-40 ℃ to +105 ℃), ±25 x 10-6 (-40 ℃ to +125 ℃)
  - 位相ジッタ (tPJ):
    1.1 ps Typ.(fo = 125 MHz, オフセット周波数: 12 kHz to 20 MHz)

 製品の詳細はこちら  SG-8200CGSG-8201CG


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